あなたはなぜ、筋トレをするのか?

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「そんなに鍛えてどうするの?」

ちょっと体がゴツいこともあってか、かれこれ500回はこの質問を受けたことがある。それなりにトレーニングをしている人なら誰しも受けたことがある質問だろう。いつも適当に答えていたのだけど、実際自分を20年以上トレーニングに没頭させるその理由は何なのか。気になったら急に整理してみたくなったのでちょっと真剣に考えたみたところ、浅い理由から深い理由まで3つくらいに収斂されてきた。こんなことを伝えても読者に何の価値を提供できるのか甚だ疑問ではあるが、いわば「トレーニングをお勧めする理由」であり、トレーニングを頑張りたい人の背中を少しでも押すことができればとの思いで、考えたことをシェアしてみようと思う。

私が体を鍛える理由、その1

ぶっちゃけ、38歳既婚となった今でもモテたいからである。あー、自分で言いながら、なんと浅はかな理由なのだろうか。しかも、実際は私は仕事も家庭もある大企業の管理職であり、リスクをとって不倫なんぞできる勇気もなければ、妻も子供も大好きなので、するつもりも無い。ただ、ただですよ、いくつになってもワンチャン狙ったらなんとかなる(かもしれない)男でいたい、と男なら誰しも思わないか?異性に興味も抱かれなかくなったらどんどん腐っていく、老けていくこと間違いなし。だから常に異性の目はを意識してドキドキしていたい。それくらい(一人で、勝手に)ドキドキして毎日を過ごすと、同じ毎日にちょっと張り合いが出るし、全ての物事を楽しめるようになる。そう、筋トレはそんな毎日をちょっと刺激的にしてくれるスパイスなのだ。

私が体を鍛える理由、その2

私が体を鍛える理由の2つ目は、「もう一踏ん張りする体力」「動じないメンタル」「根拠のない自信」が手に入るからである。巷では新進気鋭の若手経営者や胡散臭いコンサルタントがさまざまなビジネススキルを紹介している。しかし、実感としても周りを見ても、ビジネスにおいてもっとも成功を近づける要素は時代は変われどこの3つだったりすると僕は思っている。そんなビジネス戦闘力を一気に鍛えられてしまうのが筋トレなのである。ビジネスパーソンが筋トレをしない理由がない、と声を大にして言いたい。筋トレでボディメイクに成功した人ならこの感覚は100人中100人が実感しており説明不要なのじゃないかと思う。筋トレしていない人、してるけどまだこの境地にたどり着いていない人は、おそらく皆さんの期待は裏切らない自信がある(これは根拠もあるw)ので、どうか重い鉄の塊やバーで自分を追い込み、体つきが変わっていく実感を得てみてほしい。

私が体を鍛える理由、その3

私が体を鍛える最後にして最大の理由は、「筋トレは感謝の儀式」だから。おーどしたどした?スクワットのバーに頭でも強くぶつけたか?とこのブログを去らないでください。これは自分でも深い考察を得たと思っている。人は当たり前のことは当たり前すぎてそのありがたさを感じることがとても難しい。僕が筋トレができるのは五体満足で生まれここまで健康に過ごしてこれたからである。両親がそんな体に生んでくれたのである。だとしたらそんな体にやそれをくれた親に感謝を込めて、体を最大限使わせて頂き、体に喜んでもらうべきではないか?私の母は体が弱く、リウマチの持病を持ち、昨年60代の若さで他界した。そんな母を近くで見てきたら、健康の大事さやありがたみを潜在的に感じ、それを無意識に筋トレをいう形で表現してきたのではないかと考えると、競技をやっているわけでもないのに20年近く筋トレを続けられていることを説明できる気がする。母が他界して以降、筋トレする時はいつも「丈夫に生んでくれてありがとう」と思うようになり、筋トレするだけでなんとも言えない温かい気持ちと生きている喜びをこれまで以上に得られるようになった。そう、私にとって筋トレは、今や単なる道楽やではなく「感謝の儀式」という神聖な営みになったのである。

さあ、筋トレを始めよう

ここまで読んでいただきありがとうございました。こんなメリットしかない筋トレをやらない理由があるだろうか(いや、ない)。と言っても、「どうやって初めていいのかわからない」「ジムがいいの?自宅がいいの?」「何をやったらいいの?」という人も多いだろう。正直、宅トレでも、ジムでも、やらないよりは100倍良く、今やYouTubeで鍛えたい部位と「筋トレ」と入力すればHow toはいくらでも出てくるので、考えているよりはまず初めてみて色々感じてみてもらいたい。ただし、最初のうちはどうしても継続のモチベーションを維持するのは難しいのも事実。今やジムの金額もかなり安くなっているし、パーソナルトレーナーも数も増え、初心者に優しく門を叩くハードルがめちゃくちゃ下がっているので、ジムに入ってみたり、パーソナルトレーナーをつけてみることを強くお勧めする。

「何かを始めるのに遅すぎることはない」「今日がこれからの人生で一番若い日」

さあ、筋トレを始めよう。

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